松山英樹2017年版ドライバースイングを解剖!これが世界ランキング3位の秘密?!

松山英樹 ドライバースイング 2017

2017年5月15日、公式にPGAワールドランキングが発表され松山英樹はついに日本ゴルフ界最高位の世界ランキング3位に輝きました。

しかもまだ若干25歳という若さで!

ここでは、世界ランキング3位となった松山英樹のスイングの進化を考察したいと思います。

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松山英樹、世界3位への原動力はドライバーショットにあり?

松山はプロ転向4年目の2016年5月時点では世界ランキング13位
この成績でも、日本プロゴルファーの中では最高位ですし、十分すごいのです。

しかし、今年2017年5月16日時点では世界ランキング3位と大いに躍進!!
ランキングを10も上げるごぼう抜きの大成長を遂げました。

この大躍進のフラグは、2016年10月以降から立っていました。この時期の松山は神がかったかのような好成績を連発していたのです。

2016年10月13-16日 日本オープン選手権 優勝
2016年10月20-23日 CIMBクラシック(マレーシア) 2位
2016年10月27-30日 HSBCチャンピオンズ(中国) 優勝
2016年11月10-13日 三井住友VISA太平洋マスターズ 優勝
2016年12月2-5日 ヒーローワールドチャレンジ 優勝(ランキング対象外)
2017年1月6-9日 SBSトーナメントofチャンピオンズ 2位

この6つの試合は、彼の強さが思う存分に発揮されたもので、テレビで見ているこちらもドキドキワクワクで震えるほどの痛快さでした。
まさに“松山無双”というにふさわしい試合運びでした。

Koeiからこういうゴルフゲームがでたらぜひ購入させていただきたいと思います。

Koeiとは
株式会社光栄(コーエー)のことで、パソコンや家庭用ゲーム機用のゲームソフト開発会社。
“信長の野望”“三国志”のシリーズで知られている歴史シミュレーションゲームというジャンルの第一人者的存在。

そんなコーエーが痛快アクションゲームとして開発したのが“無双”シリーズ。
名前の通り、多くの敵を次々と薙ぎ払っていくという、爽快感のあるゲームです。

この“無双”シリーズには、“戦国無双”“三国無双”“ガンダム無双”“ワンピース無双”などがあり、歴史好きやアニメ好きなどいろんな層のファンを釘付けにしています^^

この時期の試合では彼のドライバーショットは日本人や韓国人選手を寄せ付けず、そして欧米の飛ばし屋たちと互角に渡り合えるほどの飛距離にまで成長しています。

2016年後半から松山のスイングはどう変わったのでしょうか?

大幅な飛距離アップで大躍進!カギを握る4つのポイント

松山の米国ツアー2015-2016のドライビングディスタンスは294.5ヤード
日本では飛ばし屋の部類に入りますが、化物ぞろいの米国のツアーの中では65位とこの時点ではごく平凡な飛距離でした。

しかし、2017年5月のドライビングディスタンスは、301.6ヤード20位
米国ツアーでも堂々と渡り合える飛ばし屋の1人にまで覚醒しました。

2017年5月時点のドライビングディスタンス 主な選手

1位 D.ジョンソン(USA) 312.3ヤード
2位 L.リスト(USA) 311.1ヤード
11位 B.ワトソン(USA) 305.2ヤード
19位 A.スコット(AUS) 301.9ヤード
20位 松山英樹 301.6ヤード
66位 P.ミケルソン (USA) 293.8ヤード
117位 谷原秀人 288.7ヤード
128位 石川 遼 287.7ヤード

2017年5月時点の世界ランキング1位のD.ジョンソンはドライビングディスタンスでも1位。
圧巻の強さを誇ります。

主に飛距離にはヘッドスピードが大きく関わってきますが、松山のヘッドスピードは2016年時と比べると大きく変化したのです。

ヘッドスピードがアップしたことで飛距離も向上

彼のヘッドスピードの変化は以下の通りです。

  • 2016年時・・・50.44m/s
  • 2017年時・・・53.17m/s

普通、1年でヘッドスピードを一気に3m/sも速くするということはとても難しいものです。
日頃から極限まで鍛えているプロならばなおさらです。

しかし、松山は極限をさらに超えることで飛躍的にヘッドスピードを上げることに成功しました。
このヘッドスピードの向上を可能にしたのが彼のぶっとい太ももです。

松山英樹 ドライバースイング 2017

彼はフィジカルトレーナーの飯田光輝によって2年間みっちりと、下半身体幹のトレーニングにはげんでいました。
その長年の鍛錬の結果、テークバックではどんなに上体を捻っても右方向へ流れることなくしっかりと下半身の壁を作り、ダウンスイングからフォローでは上体が超高速回転してもブレたり・左へ流れない強力な下半身を手に入れたのです。

今やその太ももは大柄の海外選手からも注目されているほどの太さです。というか、日本人とは違い欧米人は上半身に比べて下半身が細いので、太い足は違和感を感じているのかもしれませんが(笑)

体重移動を取り入れた

さらなる飛距離アップのもうひとつの要素としては、若干の体重移動を取り入れたことです。
松山のショットはどちらかと言うと飛距離よりも正確性を重視したスイング作りをしていました。

その結果、体重移動をすることなくその場でクルンと回るような感じで、頭の位置がほとんど動かないスイングをしていました。

しかし、2016年中期からその安定重視のスイング体重移動を加えることで、さらなる飛距離アップに成功したのです。

スイング時に今まで不動だった頭を約3センチ程度体重移動で左へ。小さな動きですがその効果は絶大。
体の超高速回転にプラスして、重心移動によってできたパワーを効率よくボールにぶつけることでさらにボールを遠くへ飛ばすことを可能にしたのです。

松山英樹 ドライバースイング 2017

アマチュアの場合は、飛ばそうとして体重移動が大きくなりがちです。
下半身のカベがなく、体重移動を通り越してそのまま左へ突っ込んでしまうケースが多いです。

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松山のように3センチ程度とごく小さな移動でも、十分に飛距離アップの効果があるんです。
逆に言えば、アマチュアは大きく動きすぎです。もっと小さな移動でも十分です。自分の軸がブレない範囲で体重移動は行いましょう。

右手を有効利用。フェースにボールを長く乗せる

松山はドライバーからパッティングまでスイングはひとつということを、雑誌などのインタビューでは語っています。

スイングは回転+右手の押し込み

これが松山式のスイングなのだそうです。

どっしりと安定した下半身があるからこそ、上体の強烈な高速回転が可能になり、それにプラスして右手を上手に使ってスイングしているのです。

その右手の使い方とは、ボールをフェースの上に乗せるように低く長く押し出すような使い方です。

この右手の使い方は、レッスンプロの谷将貴も指導しており、彼はこの右手の使い方で、あの細い体ながらもビッグドライブを実現しています。

自分は、右手を意識して使うとミスが多くなりがちなので、この右の意識はしないようにしていますし、レッスンしている人たちには右の押し出しのことは言いません。

しかし、どうしても飛距離アップしたくて悩んでいるのならば、試行錯誤して試してみるのもいいかもしれませんね。

隠れた名器GBB(グレートビッグバーサ)との相性がバッチリ!

そして、松山が世界3位への躍進のキッカケとなったのが、このドライバーとの出会いかもしれません。

松山はとにかく気に入ったモデルならば、古かろうがなんだろうがズッと採用して使っていくタイプです。

もちろん、他の選手のように松山自身もニューモデルを十分に試しているはずです。ですが、今だに愛用しているのが2015年モデルのGBB(グレートビッグバーサ)です。GBB(グレートビッグバーサ) 
GBBといえば、GBB エピックという後継機が開発されました。
2016年後期からはプロに支給され、このモデルに変えるプロが続出。

そして2017年2月に一般発売されてからは『飛距離が伸びる』『よく飛ぶ』と評判で、アマの間で爆発的に売れているモデルです。GBB エピック

そんな後継機があるにもかかわらず、今だに2015年モデルを使用し続けている松山。
余程、相性がいいとしか思えないですね。

もともと、このGBB(グレートビッグバーサ)はキャロウェイのドライバー。

ダンロップと契約している松山は、今まで2008年モデルのスリクソンZR-30を愛用していました。これもけっこう古いのですが・・・(汗)

スリクソンZR-30

ダンロップ(スポーツ)とは
住友ゴム工業傘下のスポーツ用品企業がダンロップスポーツ株式会社であり、ここでゴルフ用品が扱われている。

このダンロップスポーツのゴルフクラブのブランドとして、シニア向けに“ゼクシオ”シリーズ。一般・アスリート向けに“スリクソン”シリーズを展開しています。

しかし、愛用のスリクソンZR-30が折れたときのためと他のクラブを試打していたところ、このGBBに出会い、その打ちやすさに惚れてしまったようです。

スリクソンのドライバーは、どのモデルもアマチュアには難しいイメージがあり、プロにはイロイロな球筋が打ちやすいコントール重視なモデルという印象があります。

一方、キャロウェイのGBBは可変ウェイトが付いており、それを動かすことでドローフェードがカンタンに打てるという、アマチュアでも扱いやすいモデルとして発売されました。

松山は、米国ツアーという神経をすり減らす戦場では、ドライバーはなるべくやさしいモデルで、なるべくミスショットの確率を減らすことを重視したモデルを選択をしたのだと思います。

後継機の“GBB エピック”がプロに支給されてから半年近く経ちますが、いまだに2015年モデルを使用しているということは、松山にはエピックはどうやら相性がよくなかったのかもしれません。

その証拠に他の選手がエピックを使い始めた時期に、松山はこのGBBを使って好成績を連発していたのですから^^

 

後は、松山がGBBやめたとき、次にどんなモデルを使うのか?に注目が集まっています。
次に松山が手にしたモデルは、とてつもなく大ヒットする予感がしますね!!

まとめ

ついに世界ランキング3位と、日本最高位にランクインした松山。
この日本が誇る松山の大躍進のカギとなるドライバーショットについて考察しました。

松山英樹、世界3位への原動力はドライバーショットにあり?
何と言っても2016年10月以降の好成績が世界3位への足がかりになったことは確かです。

大幅な飛距離アップで大躍進!その秘密とは?
ヘッドスピードがアップしたことで飛距離も向上
並外れた下半身の強さで大きく捻転してもブレない軸ができ、超高速回転が可能になった。

体重移動を取り入れた
今までの頭を動かさないスイングから、若干3センチ程度の体重移動を取り入れることで
さらにボールを叩けるように進化した。

右手を有効利用。フェースにボールを長く乗せる
右手で低く長く押し出すことで、方向性と飛距離アップを加速させている。

隠れた名器GBB(グレートビッグバーサ)との相性がバッチリ!
2016年10月以降にドライバーをスリクソンZR-30からキャロウェイのGBB(グレートビッグバーサ)へ変更。
ちょうどその時期に好成績を連発する。
やはりドライバーの交換が好調のキッカケのひとつになっていると思えます。

 

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