ゴルフで下半身リードは危険?始動、足の使い方を間違うと万年100叩きに?!

ゴルフを難しくしているキーワードってイロイロとありますが、

「下半身リード」
「下半身始動」

と言ったキーワードもゴルフを難しくしている原因のひとつです。

恐ろしいことにゴルフを習いたての頃にこのキーワードを教えられると、その後の上達速度が極端に遅くなり、いつまでも100が切れないスライス地獄から脱出できずにもがき苦しんでしまいます・・・(汗)

ここでは、間違った下半身リードと、正しい下半身リードのやり方を解説したいと思います。

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そもそも下半身リード・下半身始動って何?

「ゴルフは上半身ではなく、下半身でスイングするものだ!」

「トップで手をそのままにして、切り返しは左腰の回転からはじめる!」

・・・こういったことを、昔はよく聞きました^^

このことの根拠は、

  1. トップで作った腕の形をそのままにして
  2. 切り返しのキッカケとして、まずは左腰あるいは左膝を外転(反時計回り)させる
  3. すると、上半身と下半身が引っ張りあい、体がよくねじれる
  4. そのねじれを利用してトップにあった腕とクラブをおろしてボールを打つと飛んで曲がらない

・・・というものです。

ゴルフ 下半身リード 下半身始動 下半身足の使い方 

クラブを下ろす前に下半身を先に外転させる一連の動作を、下半身リードあるいは下半身始動で打つといいます。

しかし、この下半身リードには大きな問題があるのです。その問題とは・・・・

アームローテーションが正しくできることが前提

・・・となっているからです。

アームローテーションについては下記を参照してください。

>>手打ち(アームローテーション)のやり方

このアームローテーションができずに、下半身リードを先に教わってしまうと(10年以上前のレッスンではこれが主流だった)

  • 右肩が下がる
  • クラブが寝る
  • フェースが開いたままボールを打つ

という、典型的なボールをつかまえることができないスライサーになってしまうのです。

100が切れない横振り・ボディターンからの脱却

左膝や左腰など、左足を軸に外転させる下半身リードのやり方は、ボディターンを中心に指導するプロや上級者の教え方です。

しかし自分や自分の仲間の経験からすると、ボディターンよりもアームローテーションを先に覚えたほうが、その後の上達速度が段違いに早くなります。

ボディターンは、腕のことは意識せずに体を回転させる(ボディをターンさせる)ことで飛んで曲がらないスイングの完成を目指した方法だけれども、ボディターンはアームローテーションができていることを前提にした打ち方なので、アームローテーションを先に覚えるのは必然のことなのです。

 

また、ボディターンは言葉の雰囲気からも

横回転をイメージさせてしまいます。

ゴルフは野球のバッティングのように横の回転で打つものと思っている人が多いと思いますが、それは大きな間違いです。ゴルフは縦の回転でスイングするものなのです。

ゴルフ 下半身リード 下半身始動 下半身足の使い方 

縦回転についてはこちらの記事を参照してください。

>>ゴルフはバックスイングの上げ方が命!縦振りと横振りの意味と肩を回すコツ

縦回転のイメージを持っている人は前傾角度も深く、左肩が低くなります。しかし、横回転のイメージを持っている人は前傾姿勢が浅く、左肩もわりと高い位置にあります。なので、ダウンスイング中に体が起き上がりやすくなり、ダフリやトップといったミスがでやすくなります。また、フェースも開いてスライスがでやすくなります。

左足を外転させる下半身リードのやり方はボディターンスイングへの助走であり、横回転のスイングになってしまうのです。

だからまず、この左足を外転させる下半身リードのイメージを変えることが必要となります。

正しい下半身リードとは?

結論から言うと、

下半身リードは結果的に下半身が先に動いていることであり、意識してやるものではない!

・・・ということです。

自分がスイングづくりに参考にしているクォーター理論Z(ゼット)打法では、下半身リードなど教えません。

アームローテーションつまり腕を正しく動かすことで結果的に下半身が適切な動きをするからです。
つまり、レッスンプロや上級者が「下半身から動かせ!」というのは、腕の使い方を知っていることを前提にレッスンしているからなのです。

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それでは試しにその場でアドレスをして『アームローテーションのやり方』で書いた腕の使い方をちょっとやってみてください。

・・・すると、この動きをすることで自然と下半身リードができていることに気づきませんか?

トップの位置から、右手の親指を左肩につけるようにアームローテーションを開始しようとすると・・・

自然に右股関節にあった重心が左股関節に移動して、胸がほぼ正面を向くあたりではクラブが下りる前に左膝や左腰が少し後ろに下がりませんか?

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下半身リードとはこれで十分なんです。
何も難しく考える必要はないのです^^

正しい下半身リードのバリエーション

しかしこれでは物足りない!どうしても下半身リードを意識してやりたい!

アームローテーションがすでにちゃんとできている人や、もうちょっと飛距離が欲しい!という人のために以下の方法を紹介します。

  1. 左足でボールを踏み潰すようなイメージで下に踏み込んでからアームローテーションをする
  2. 左の膝をじんわりと伸ばしながらアームローテーションをする

①と②どちらかの動きを取り入れるといいと思います。
これらの動きは足を縦に直線的に動かす方法です。縦に動かせば、スイングも正しい縦回転がしやすくなります。

けっして左足を外転させるような動かし方はしないこと。外転させると横回転がしやすくなってしまうので、くれぐれも注意してください。

①踏み込むイメージの下半身リードの注意点

『左足でボールを踏み潰すようなイメージで下に踏み込んでからアームローテーションをする』というやり方では、左足の踏み込みを意識しすぎると思いっきり左側に傾いてしまうので注意が必要です。

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これでは、クラブがアウトサイドインになってしまい(いわゆる袈裟斬り)、カット軌道のスライスか、チーピンになってしまいます。
あくまでも、トップで踏み込むのは足だけで上体を大きく傾けないようにしてくださいね。

②左膝を伸ばす下半身リードの注意点

『左の膝を伸ばしながらアームローテーションをする』やり方も注意が必要です。

急に左膝をピンと伸ばしてしまうと打点がズレてしまい、ダフリトップが多くなりジャストミートしなくなります。それに膝を伸ばすのと同時に前傾姿勢が崩れて起き上がってしまうこともありますから注意してください。

また膝を痛める危険性もでてきますので急に伸ばすのではなく、じんわりと伸ばしながらアームローテーションを開始するのがコツです。

実際、左膝を伸ばしながらスイングすることでヘッドスピードを上げているプロもいますが、練習量の少ない我々アマチュアゴルファーでは無理にこの方法で下半身リードをする必要もないと思います。

言葉を大にして言いたいことは、決して左膝や左腰を外転させようとはしないことです。左側を外転させる下半身リードのやり方をしてしまうと横回転のボディターンとなり、たちまちミス(スライスや体の起き上がりによるダフリやトップなど)がでやすいスイングになってしまいますよ!

まとめ

下半身リードは意識してやる必要はありません。
正しいアームローテーションでスイングをすれば、自然と左足は軽く地面に踏み込んでくれます。これで十分なんです。

無理に左膝や左腰を目標方向へ外転させたり、へそが目標を向くくらい腰を回すまで手の位置は目標と反対方向へ置いておいて、時間差でクラブを下ろそうなどと考えるとスライスがいつまでたっても止まりませんし、スイングも安定してくれません。

ゴルフ 下半身リード 下半身始動 下半身足の使い方

 

スイングはいつだってシンプルに考えたほうがいいです。シンプルなスイングの方が崩れにくいし、飛ぶようになりますからね。

◎そもそも下半身リード、下半身始動とは何?
下半身リードとはアームローテーションができていることを前提で、スイングする前に左足を使ってスイングの初動を決める行動です。

◎100が切れない横振り・ボディターンからの脱却
100が切れないゴルファーの特徴はゴルフスイングを横回転と勘違いしていることにあります。
ボディターンという言葉からも横に回転するイメージが染み付いてしまいますが、ゴルフは横回転するとカット打ちのスライスがでやすくなってしまいます。

◎正しい下半身リードとは?
・アームローテーションをすれば自然に下半身は適切な動きを開始してくれるので、下半身リードは意識しないのが望ましい。

もし下半身リードを意識してやりたいのであれば

・左足を地面に垂直にめりこませるイメージで踏み込む
・左膝を伸ばすようにしてからスイングする

このどちらかのやり方を取り入れれば、縦回転のスイングがやりやすいはずです。

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