ゴルフボディターン式アームローテーションと欧米式スイングの手打ちの違いとは?

アームローテーション ゴルフ 手打ち

ゴルフのスイング理論と言っても、とても多くの理論があります。

そんな中でも、今まで日本では腕の使い方・アームローテーションはなぜか?軽視されがちでした。

ここでは、そんな腕の使い方・アームローテーションにスポットをあてて、

  • ボディターン式スイング
  • 欧米式フェイスターンスイング

による、腕の使い方をザックリと考察したいと思います。

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ボディターンスイングによる腕の使い方とは?

日本のゴルフスイング理論は、昔からボディターンスイングが主流でこのレッスンをしている人がほとんどでした。

詳しい理由はわかりませんが、アジア人は腰や下半身の力が強いから腰を重視したボディターン理論が発達したとか、野球経験者がゴルフに流れてくる傾向があり、野球式の横ぶりスイングをゴルフのボディターンスイングに昇華した、とかイロイロと言われています。

今の女子プロ人気の立役者である、宮里藍横峯さくら・木戸愛、そして男子プロのホープである石川遼などは典型的なボディターンスイングです。

というか、彼らより年上の片山晋呉・藤田寛之・不動裕理・福嶋晃子・・・そしてその上の、ジャンボ尾崎・岡本綾子などもみなボディターンスイングです。

彼らのスイングは、力のベクトルが目標方向へ向いており、横ぶりスタイルになっているのです。

ゴルフ 腕 ローテーション

このタイプのスイングは、腕の使い方・アームローテーションはあまり使わないスタイルとなります。

ボディターンスイングでのアームローテーションのやり方

フルスイングよりも、3時-9時(腰〜腰)の高さのハーフスイングをやることでアームローテーションのやり方が理解できると思います。

  1. アドレスでは右手親指が上にあります。
  2. テークバックで飛球線と平行した9時の位置で止めると、右手親指が上にあります。
  3. インパクトではクラブフェースはスクエアになり、このときも右手親指が上にあります。
  4. そして3時のフォローに動かしたときも右手親指が上にある状態にします。
ゴルフ アプローチ 基本

これがボディターン式のアームローテーションです!
・・・なんだかローテーションしている感じがしないですか?でも微妙にアームローテーションしているのです。
もし、まったくアームローテーションをしていないと・・・

テークバックでは9時の位置で右手の甲が上になり、
フォローでは3時の位置で左手の甲が上になり、右手親指が上に向かなくなってしまいます。

つまり、右手親指が常に上にあるように微妙にアームローテーションをしていたのです。
逆に、フォローで右手の甲が上にある状態は、手を使いすぎた・・・ということになります。

一昔前のレッスンでは、このアームローテーションを教えることなく、トップからいきなり切り返しで腰を回せ!と教えていたので、腰を勢い良く左回転してしまい、腕に意識がないためにテークバック後からインパクトまでの間に徐々に左手の甲が上向きになっていき、そのままインパクトし、右方向へプッシュやスライスのミスをするゴルファーが続出したものです。

ボディターン式スイングにもちゃんとアームローテーションがあることを意識することで、右へのミスを確実に減らすことができると思います。

そして、このアームローテーションを覚えるのには3時〜9時のハーフスイングが一番なのです!!

ハーフスイングの練習方法

欧米式アームローテーションはフェイスターンを重視?!

ボディターン式アームローテーションに比べて、欧米式ではけっこう腕を使います。欧米でのレッスンでは手打ちしろ!手を振れ!とまず教えられるそうです。

しかも、力のベクトルは目標方向ではなく地面方向へ向かいます。

アームローテーション

代表的な例では、タイガー・ウッズ、ロリー・マキロイ、ダスティン・ジョンソン、リッキー・ファウラー、そして女子ではポーラ・クリーマーレクシー・トンプソンなど・・・

日本では、レッスンプロの桑田泉[クォーター理論]・森守洋・武市悦宏(たけいちえつひろ)・故・若林貞夫[Z打法]などがこの腕の使い方を指導しています。

地面へ力のベクトルを向けることで、その反動で足がピンと伸びます。そしてその反動でヘッドがビュンと走ってインパクトからフィニッシュへ向かいます。

ボディターンの腰を回してクラブを振るのとはスイング構造がまったく別物になります。

欧米式スイングでのアームローテーションのやり方

クラブを持たないでやってみます。

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  1. 体の正面に腕伸ばして、両手の親指を立てます。
  2. 左手の親指を右手でつかみます。
  3. 左手親指をつかんだ右手ごと右親指を右肩に付けるようにします。(左手甲が空を向く)
  4. 今度は右手親指を左肩に付けるようにします。(右手甲が空を向く)
ゴルフアームローテーション手打ち

これが欧米式アームローテーションのやり方です。
これをクラブを持ち、前傾姿勢をしながら目標方向ではなく、地面方向へ力のベクトルを向けて行うのです。

やってみるとわかると思いますが、ボディターン式アームローテーションと違い、腕主体のスイングのように感じられますよね。
この腕の使い方をすることで、インパクト時にクラブヘッドのフェースが開閉されてボールを飛ばすことができるのです。これがフェイスターンと呼ばれる動きです。

ゴルフ 手打ち フェイスターン

そして、このフェイスターンは慣れてくれば重力の力を利用することで、よりヘッドスピードを速くすることができます。

ダウンスイングで、フェイスターン(いわゆる前倒し)しながら左足や両足をピンと伸ばすとき、腕力を使わずに伸びた足の反動とクラブの落下でヘッドがビュンと勝手に加速してくれるのです。

よく、クラブは力を入れずに握るようにと教わることがあると思いますが、このスイングをすると手の力を抜いたほうがヘッドが加速していくことが理解できると思います。

ボディターン式と欧米式の腕の使い方、どちらがいいのか?

ゴルフ 手打ち

自分の実体験と、初心者を数名教えた経験から言わせていただくと、欧米式のフェイスターンさせる腕の使い方(アームローテーション)のほうでゴルフを覚えたほうが、上達は確実に早いと感じます。

普通であれば、

  1. スライスで悩み
  2. フックで悩み
  3. ストレートに近い球が打てるようになる

という3段階の手順を踏むところを

  1. フックで悩み
  2. ストレートに近い球が打てるようになる

2段階で進むことが可能だからです。

フェイスターンさせる腕の使い方をすると、初心者でもカンタンにフックやドロー回転がかかる球が打てます。しかも、振り遅れによるスライスに悩む膨大な時間を省くこともできます。

だからと言って、デメリットがないわけではなく、人によってはインパクトでフェースを返すタイミングが上手くいかずに、悩むかもしれません(^_^;)

また、アイアンでは、すぐにドローの強い球が打てるようになったけど、ウッド系は全然打てない・・・という人もいます。

しかし、それでもスライスや振り遅れに悩む時間よりは、かなり短いと思いますよ^^

そして、今現在、ボディターンスイングでうまくいっている人は、別に無理してスイングを変える必要はないと思いますし、狙ったところへボールを運んでいくイメージは、ボディターンスイングの腕使いの方がイメージしやすい人もいますからね

後は、下半身の動かし方にあった腕の使い方をすることです。下半身の使い方はこちらを参考にしてみてください。

ベタ足打法でスコアUPできる!イ・ボミらに学ぶ右足3つのコツ

下半身の使い方 ヒップターンとベタ足スイングのコツ

まとめ

以前日本では、ゴルフは腕なんか使うな?!というレッスンが全盛を極め、正直で純情なゴルファーほど教えにしたがい、振り遅れやスライスのミスばかりで、全然上達しない人や挫折した人が多かったと思います。

海外ではゴルフは上半身のスポーツと言われているくらい、腕を使うことがメインなスポーツです。
もし、周りに手を使う?手打ちはダメだ!という人がいても、気にせず・恐れず!正しいアームローテーション使って上達していって欲しいと思います。

ボディターンスイングによる腕の使い方とは?
腰の左方向の回転に合わせて、インパクトでフェースをスクエアにぶつけるために
若干のアームローテーションを使います。

ボディターンスイングでのアームローテーションのやり方
3時-9時(腰〜腰)の高さのハーフスイングで右手親指の位置を確認することで
ローテーションしていることを理解できます。

欧米式アームローテーションはフェイスターンを重視?!
欧米式は、クラブフェースの開閉をさせるために大きなアームローテーションをします。

欧米式スイングでのアームローテーションのやり方
地面方向へ落とすようにクラブの前倒しを行います。
足の使い方によって、慣れればヘッドスピードを上げるのも比較的カンタンです。

ボディターン式と欧米式の腕の使い方、どちらがいいのか?
フェースターンをさせる腕の使い方を覚えたほうが、振り遅れに悩むことがないため、個人的にはオススメ。
しかし、ボディターンが合っている人なら、無理に変える必要はありません。

 

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